趣深山です。 四国 剣山 三嶺 天狗塚 周辺の山域での山歩きについての話題です 「趣味の山歩き ますます深くなる近くの山域 」(C)趣深山since2002 e-mail: shumiyama@gmail.com

三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗塚(1812) 牛の背(1757)


平成22年10月31日 雨 曇り

三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗塚(1812) 牛の背(1757)

【記録】

西山林道 駐車地点出発 4:04--西山林道イザリ峠登山口 4:17-- ふるさと林道阿佐名頃線から取付点 5:04 --1806m標高点 7:16 --縦走路にでる 7:31-- 三嶺 (7:40-8:11) ---西熊山 (9:21-9:39) --お亀岩 9:53 --天狗峠 綱附森分岐 10:16 --天狗峠西山林道分岐 10:21---天狗塚山頂 ( 10:40-11:11 )-- 牛の背三角点 (11:35-11:39) ---西山林道 12:25 -- 西山林道 駐車地点P地点着 12:29

【山頂】

三嶺 「7.4度 南3m ガスが流れる。西熊山、三嶺ヒュッテ見えない。時折 ガスが切れる。紅葉前線は下に下がった。」

西熊山 「9.6度 南2m 曇り、時折 小雨。次郎笈、三嶺、天狗塚見える。」

天狗塚 「8.7度 曇り 南3-4m 剣山、次郎笈、三嶺見えたが その後 ガスが一気にでて視界きかず。その後 雨。」


動画


白骨樹





テキサスゲートと柵


三嶺


三嶺を振り返る


西熊山


綱附森分岐から三嶺、剣山、次郎笈


天狗塚


牛の背 ガスが流れ 一気にガスに覆われて 雨。


ライオン岩

とり急ぎ  動画をユーストリームにUPしました。
http://www.ustream.tv/recorded/10555950

http://www.ustream.tv/channel/shumiyama

平成22年10月31日

趣深山Jimdo

2010-10-31 : 三嶺・西熊山・天狗塚 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ユーストリーム

急速に伸びている ユーストリーム(USTREAM)。

ネット接続環境があれば 簡単にライブ中継できる。
リアルタイムな動画配信を旨として、特に大きな機材なくても まるで小さなテレビ放送局のような活躍ぶり。

台風通過の 三宅島の強風なども リアルタイムに ユーストリームのライブカメラで見ることができる。


ユーチューブの動画は10分以内の制限があるが。
そもそも 放送局のようなユーストリームは長さ制限がなく 簡単にUPできるのがいいのだろう。

面白そうなので 試めし運転ということで とりあへず 開局してみました。


まだライブ中継まで至らず とりあへず10月10日の中継録画ですが、以下にUPしました。 
http://www.ustream.tv/channel/shumiyama

2010-10-30 : パソコン : コメント : 0 : トラックバック : 0
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小島烏水 講演会



小島烏水講演会
主催 日本山岳会関西支部四国同好会
平成22年10月17日 場所 徳島県立文化の森

作家・山梨県立文学舘館長 近藤信行先生 講演会

講演抄録(その1/3)

http://www.youtube.com/watch?v=voAFQWrdx-8

高松に生まれ、東京、横浜へ。「文庫」へ投稿

樋口一葉の研究

講演抄録(その2/3)

http://www.youtube.com/watch?v=GZdHHKkpJMQ
「扇頭小景」明治32年

山の発見

多摩川 東海道 中仙道 などの旅から 山を発見 山を見つける。

感性が豊かだ。

和田峠の北
稲倉峠(しなぐらとうげ)から槍ヶ岳を遠望。
 保福寺峠から安曇野を。北アルプスを見る。

乗鞍を見て 感動し やがて乗鞍へ登り

その乗鞍の頂上から槍を眺め 明治35年に槍ヶ岳を登る。


講演抄録(その3/3)

http://www.youtube.com/watch?v=LA1xOsjq-Lc

初出の「北日本人」は まだ見つかってないが 「文庫」「山水美論」に出ている。
近藤信行先生 ご愛読の烏水の青年期の生きがいが伝わってくる文章。

自分自身の生き方、これを山中にあって感じ取っている その生成発展。

自分が変わっていく ひとつの姿。

自然に触れて 心のなかが変わっていく 人間的な発展。

黒戸尾根から一日で甲斐駒を往復。


明治36年8月旅中「北日本人」に寄す。
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「 山を讃する文 」

 近来邦人が、いたづらなる夏期講習会、もしくは無意義なる いわゆる「湯治」「海水浴」以外に、種々なる登山の集会を計画し、之に附和するもの漸く多きを致す傾向あるは頗る(すこぶる)吾人の意を獲(え)たり、しかも邦人のやや山岳を識るといふ人も、富士、立山、白山、御嶽 等、三四面登り易きを上下したるに過ぎず、その他に至りては、之を賭(み)ること、宛(さなが)ら外国の山岳の如くなるは、遺憾にあらずや。

 例へば東京最近の山岳国といへば、甲斐なるべくして、しかも敢へて峡中に入り、峻山深谿(しゅんざんしんけい)を跋渉したるもの幾人かある、今や中央鉄道開通して、其の益を享(う)くるもの、塩商米穀商以外に多からずとせば、邦人が鉄道を利用するの道もまた狭いかな、たまたま地質家、山林家、植物家らにして、これらの人寰(じんかん)絶したる山間谿陰に、連日を送りたるものあるは、之を聞かざるにあらずといへども、しかもかくの如きはこれ、漁人海に泛び(うかび)、樵夫山に入ると同じく、その本職即ち然るのみ、余の言ふところの意は之に異なり、夏の休暇(サマー・ヴァケーション)は、衆庶に輿へられたる安息日なり、飽食と甘睡(かんすい)とを以て、空耗すべきにあらず、いずくんぞ自然の大堂に詣でて、造花の威巌を讃せざる、天人間に横たはれる契点を山なりとすれば、山の天職たるけだし重く、人また之を閑却するを 許さざるなり。

 余今夏、友人紫紅山崎君と峡中に入る、峡中の地たる、東に金峰の大塊あり、北に八ヶ岳火山あり、西に 駒ヶ岳の花崗岩大系あり、余等の計画はこれらの山岳を、次第に巡るに在りて、今や殆ど其三の二を途げたり、而して上下跋渉の間、心胸、かつ如(かつじょ)、洞朗、昨日の我は今日の我にあらず、今日の我はおそらく明日の我 にあらざらむ、而して是れ向上の我なり、いよいよ向上して我を忘れ、程を逐ひて自然に帰る、想ひ起す、昨八ヶ岳裾野の紫蕊紅葩(しずいこうは)に、半肩を没して佇むや、奇雲の夕日を浴ぶるもの、火峰の如く兀々然(こつこつぜん)として天を衝き、乱焼の焔は、茅萱(ちがや)の葉々を辷(すべ)りて、一こう水(こう=さんずいに弘)の底に聖火を蔵す、富士山その残照の間に、一朶の玉蘭(はもくれん)紫を吸ひて遠く漂ふごとくなるや、桔梗も亦羞ぢて莟(つぼみ)を垂れんとす、渺(びょう)たる五尺の身、この色に泌み、この火に 焼かれて、そこになお我ありとすれば、そは同化あるのみ、同化の極致は大我あるのみ、その原頭を、馬を牽いて過ぎゆくそう夫(そう=にんべんに倉)を目送するに、影は一二丈五丈と延び、大樹の折る如くして、かの水に落ち、忽焉として 聖火に冥合す、彼大幸を知らず、知らざるところ、彼の最も大幸なる所以なり、職、岳神、大慈大悲、我等 に代り、その屹立を以て、その威巌を以て、その秀色を以て、千古万古天に祈祷しつつあるを知らずや。

 狙来先生その『風流使者記』中に白く「風流使者訪名山」と。我等は風流使者にあらず、しかも天縁尽きずして、ここに名山を拝するの栄を得、名山が天を讃する如くにして、人間は名山を讃す、また可ならずや。

 駒ケ岳の麓、台ケ原の客舎に昼餐を了(おわ)りたる束の間に、禿筆を舐(な)ぶりて偶感を記す、その文を成さざる、翼くは我が興の高きを妨ぐるなからむ。」

 (三十六年八月旅中『北日本人」に寄す。)

[ 旧字体など新字体になっている「日本アルプス」岩波文庫 130p-132p より転記。
いくつかの文字は漢字変換できず、ひらがなにしました。]



東海道 拡大



山と人 自然 芸術の 図表 拡大

「山と人文との交渉を論じて山を人間と自然、すなわち歴史と科学を綜合する芸術としてとらえている」






「小島烏水に学ぶもの」

高松に生まれ。 山岳、文学、芸術など多岐に活躍された小島烏水。

「小島烏水 山の風流使者伝」など書かれ烏水研究の第一人者、近藤信行先生ですが、79歳の御高齢にもかかわらず、講演中 何度も「勉強が足りないとか」「まだまだ勉強しなければいけない」とか発言なされました。

2時間の講演中 何度も「勉強が足りない」。「勉強したいと思っている」との言葉。

小島烏水について 知り尽くしているではなく「勉強が足りない」。

本当に まだまだ勉強が足りない とおっしゃられていましたその謙虚な姿勢。

一番大切なのは まず謙虚に 取り組むということを教えていただきました。

今回の講演で 先生のこうした前向きの姿勢に こちらこそ本当に勉強になりました。

有難うございました。


「小島烏水 山の風流使者伝」
        近藤信行 著 創文社 1978



本名 小島久太 (頼山陽の本名 からとった名前、久太。)


 高松の生まれだが1歳で 東京 横浜へ、

「烏水」は明治30年ころから使い出した。

「烏水」の雅号は
信州 上田の文筆家 瀧澤秋曉(たきざわしゅうぎょう)(1875-1957)
の 厳しい 批評

『鵜(う)の真似をする烏(からす)水に溺る』

名前からして謙虚さをあらわしている。


「小島烏水版画コレクション 山と文学、そして美術」
横浜美術館企画監修 大修館書店2007

浮世絵などの美術に関心があり、海外流出した浮世絵を買い戻したりした。


「山岳紀行文集 日本アルプス」
小島烏水著 近藤信行編 岩波文庫1992

趣深山Jimdo
2010-10-18 : 山の本 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗塚(1812) 牛の背(1757)


平成22年10月10日 曇り

三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗塚(1812) 牛の背(1757)

【記録】

西山林道 駐車地点出発 5:44--西山林道イザリ峠登山口 5:58-- ふるさと林道阿佐名頃線から取付点 6:44 --1806m標高点 8:37 --縦走路にでる 8:47-- 三嶺 (8:54-9:18) ---西熊山 (10:08-10:18) --お亀岩 10:34 --天狗峠 綱附森分岐 10:55 --天狗峠西山林道分岐 11:00---天狗塚山頂 ( 11:15-12:07 )-- 牛の背三角点 (12:33-12:35) ---西山林道 13:23 -- 西山林道 駐車地点P地点着 13:27

【山頂】

三嶺 「9.1度 5m 北風 ガス。何も見えず。」
西熊山 「10.7度 4m 北風 ガス、何も見えず。」
天狗塚 「10.2度 4-5m 北風 ガス 太陽が近くなったと思った瞬間 ガスが切れ 牛の背が見えた。すぐにまたガス。」




秋が深まる。


白骨樹


紅葉


霧の中のテキサスゲート


三嶺山頂


コメツツジ


色鮮やかな紅葉


黄葉


天狗塚山頂でガスが一瞬切れ牛の背が見える。


天狗峠方面はガスのまま


池 水量多い。


ライオン岩


西山集落から天狗塚を見る この時はガスがとれていた。


落合集落から三嶺 西熊山を見る。天狗塚は山頂付近ガス。


落合峠から 三嶺 天狗塚方面を見る。どの山稜もガスに覆われていた。


松尾川ダム 水量少ない。


平成22年10月10日9時 地上天気図


平成22年10月10日9時 高層天気図

趣深山Jimdo

平成22年10月10日

2010-10-10 : 三嶺・西熊山・天狗塚 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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テキサスゲート


野生動物は通れないテキサスゲート。




平成22年10月2日撮影
2010-10-03 : 自然 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗塚(1812) 牛の背(1757)


平成22年10月2日 曇り
三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗塚(1812) 牛の背(1757)

【記録】
西山林道 駐車地点出発 4:51--西山林道イザリ峠登山口 5:05-- ふるさと林道阿佐名頃線から取付点 5:56 --1806m標高点 8:12 --縦走路にでる 8:24-- 三嶺 (8:33-9:10) ---西熊山 (10:02-10:13) --お亀岩 10:27 --天狗峠 綱附森分岐 10:47 --天狗峠西山林道分岐 10:51---天狗塚山頂 ( 11:05-11:31 )-- 牛の背三角点 (11:57-12:00) ---西山林道 12:43 -- 西山林道 駐車地点P地点着 12:46

【山頂】

三嶺 「17.2度 2m 南風 晴れ 曇り 南からガスが湧く。剣山 矢筈山系 西熊山 見える。次郎笈が時々ガス。石立山、雲がかかる 天狗塚はガス。」

西熊山 「12.7度 3m 南風 ガス何も見えず。」

天狗塚 「14.0度 3m 南風 ガス 天狗峠は見えるが、牛の背 見えず。」



今日から予選 明日 決勝。


「祖谷の粉ひき節 日本一大会」大きなイベントだ。


JAZZフェスタ 祖谷 これも 今晩。


登山口 伐採作業中、駐車禁止。


白骨樹


だいぶ 秋めいてきた。


縦走路にテキサスゲートができていた。
代わりにブルーシートは小さくなった。


三嶺山頂 その1


三嶺山頂 その2
この時点では 天狗塚は見えていた。その後ガス。


三嶺山頂から 剣山方面


三嶺山頂 南側 登山道を見おろす。


三嶺山頂を振り返る。その1


三嶺山頂を振り返る。その2


三嶺山頂を振り返る。その3 すっかりガスに覆われてしまった。


色づく


お亀岩避難小屋


天狗塚 山頂直下


色がついてきた。


天狗塚を振り返る


ライオン岩


西山集落も秋が本番。


長岡家住宅


落合集落から 落合小 西熊山方面を見る。


所々咲いている彼岸花が とてもよく目立つ。


落合峠1 残念ながらガス。矢筈山見えず。


落合峠2 残念ながらガス。三嶺、天狗塚方面見えず。


深淵 松尾川ダム 水量少ない。


牧場入り口には やはり 石灰。


烏帽子山(1670)を見る。


2010年10月2日9時 地上天気図

2010年10月2日9時 高層天気図

趣深山Jimdo

平成22年10月2日

2010-10-02 : 三嶺・西熊山・天狗塚 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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