船の中から見える 島、山。

■船の中から見える 島、山。
海の上で 現在地を 特定するのには 窓から見える 景色をしっかりみてみると。
あの 山や あの島が こう見える というのを頭にいれていき 積み重ねていき 交差する 線を引いて いけば 海上での現在地が おのずと 推定できる。
■なにも 現代風のGPSなどなくても ただ景色を 見るだけで 実用上 普通 許容される程度の誤差範囲内で 簡単に すぐに 現在地が わかる。
これは 海上を航行する 船では 古くから あたりまえに 使われてきた 航法。
■もし 島影が見えなければ コンパスで方角を見定め 星など 天体を利用して 現在地を把握すればいい。
■太平洋の 島影が見えない 大海原を動き回った ミクロネシアの古来からの 先住民たちは 上空の 星座を上手に利用して現在地を把握し 進んでいく方向を定めて ひろい 太平洋を ちいさな帆船で あちらこちら 自由に 航海してしたという。
■まわりの景色から見定めるのは 山のなかでも まったく海上と 同じことだ。
まわりの 見える山々を 眺め 山が どう見えるかを 見定めていけば おのずから 現在地は 特定できる。
なにも GPSなど 使わなくても 簡単に現在地が わかる。
■視界がきけば できるだけ まわりの山々を観察し 地形を見定め 自分の現在地や 進んでいく方向も しっかり 頭に入れていくことが まず基本。
■もし 天気が悪く ガスなどおおわれていて 全く視界のない 場合、周りの 景色からの 情報はえられないので 補助的に 地図・磁石で 足元の 見える範囲で 地形を判断して いくしかない。
視界はなくても 判断にあったっての 多くのヒントは 注意していれば 足元から 自ずと えられる。
■それでも どうしても 現在地がわからない 迷いの 深みに入った場合は 天候が回復するまで 待てないとしたら おもむろに GPSを使ってみるのも 安全のためなら 許されることだろう。
■しかし 途中の いくつかの行程を省略し 安直に はじめから GPSを使って 現在地をすぐみるのは 思考能力を低下させるだけだ。
まずは できるだけ 周りを しっかり みて 現在地 進みべき 方向を わかるようにして みることが 大事だ。
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■【結論】まずは 足元から しっかり見つめて 周りの景色をしっかり 頭に入れて いくこと。
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車載GoProで 讃岐平野の山を見る(2014年7月5日)
2014年7月5日高知県南国ICからの帰途
高松自動車道の車窓から
讃岐平野の山々を 車載カメラ GoPro が自動撮影してくれた。
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高瀬PA を過ぎて しばらくして 鳥坂IC手前 善通寺五岳のうち
火上山(ひあげやま)、中山(なかやま)、我拝師山(がはいしさん)が見える。

讃岐富士は 讃岐平野の どこからみても きれいな形を見せてくれ、
方角と距離などの貴重な「 位置情報 」を瞬時に教えてくれる。

讃岐富士 近づく

高松西IC 手前の 左手には 伽藍山
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【車載動画撮影にGoProをつかう】
GoProは
ごく簡単に手軽に車載撮影するのに
向いていて大変重宝している。
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【車載静止画】2014年7月5日
http://www.flickr.com/photos/shumiyama/sets/72157645536141122/
2012年3月29日 朝。矢筈山(1848)を遠望。

2012年3月29日 朝。
高松市内から45-50km はなれた 白く輝く矢筈山(1848)を遠望。
いつも通う 山域の中では この矢筈山北面一帯は 例年 おそくまで残雪がある。
10mメッシュ標高で 矢筈山(1848)を遠望(高松編)
10mメッシュ標高で矢筈山(1848)を遠望 (高松編)

10mメッシュ標高の精細度を検証するために、10mメッシュ標高を使用しカシミール カシバードにて遠望してみました。
矢筈山(1848)を 高松市内から47kmの遠望です。
2009年3月28日のトラックログが表示されています。
高松市内のポイントとしては 中心部で 誰でも利用できる高層建物として 高松市庁舎を選定しました。高松市庁舎エレベーターホール南面は見晴らしがよく 視程さえよければ かなりの確率で 肉眼でも遠望できます。
方角188.2度 46.8kmの距離。
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10mメッシュ標高の遠望 矢筈山(1848) 300ミリ遠望
東膳棚も見えます。
10mメッシュ標高の遠望 矢筈山(1848) 500ミリ遠望
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50mメッシュ標高の遠望は
矢筈山(1848)の一発判定。第三弾!高松編
50mメッシュ標高の遠望 矢筈山(1848) 300ミリ遠望
50mメッシュ標高の遠望 矢筈山(1848) 500ミリ遠望
矢筈山 (1848) 遠望
平成21年3月28日
可視マップ 鈴北岳 (1182)

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遠望。
カシミールを使って、鈴北岳(1182)からの 可視マップを作ってみた。
白地図 可視マップ 西側
白地図 可視マップ 東側
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鈴北岳から遠望し、四国山地で見えるところ。
三嶺付近を 詳しく見る。
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鈴北岳(1182)から 三嶺(1893)方面を遠望
三嶺(1893)から 鈴北岳(1182)を 遠望 その2
三嶺山頂(1893)から遠望する。
可視マップ 三嶺
カテゴリー 山岳展望
よもやま話
鈴北岳(1182)から 三嶺(1893) を遠望

カシミールを使って
鈴北岳(1182)から 三嶺(1893)方面を遠望してみる。
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見えた。
矢筈山、黒笠山、津志嶽、高越山、奥野々山、八面山、西熊山、綱付山、三嶺、搭ノ丸、正善山、丸笹山、赤帽子山、東宮山、焼山寺山、剣山、次郎笈、一ノ森、天神丸
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カテゴリー 山岳展望
よもやま話
三嶺(1893)から 鈴北岳(1182)を 遠望 その2

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三嶺(1893)から 鈴北岳(1182)をカシミールで 遠望してみる。その2
三嶺(1893)から 鈴北岳(1182)
直線距離 267km 沿面距離 273km
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三嶺から 270kmも遠くを見ると 山の形は とても判りにくい。
山の形がずれないように 三嶺と鈴北岳を結んだライン上を維持しながら、まず鈴北岳 に 3.5kmの地点まで近づいて 山の形を しっかり 眺めてみる。
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山頂は なだらかな感じだ。
三嶺(1893) 鈴北岳(1182)間の 断面図をみてみると
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上記の断面図も 下記の断面図も 計算された距離は同じである。
しかし 上記の断面図は 近距離のときは 感覚的に 有効であるが、270kmもの距離になると 地球の丸みがでてくるので、一発判定での 下記の断面図のほうが 実際の状態を よくあらわしている。
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可視マップ 三嶺(1893)
三嶺山頂(1893)から遠望する
カテゴリー 山岳展望
よもやま話
可視マップ 三嶺(1893)
「知って楽しい山岳展望」

「知って楽しい山岳展望」
田代 博 著
2007年12月10日 初版 新日本出版社
この本によると 200km以上は 超遠望 とか。
下記の本の出版時は 超遠望は 150km以上。
昔 と比べて 50km伸びたのも 山岳展望の関心が高まり、情報が増え、カシミールなど処理する パソコンの能力が上がったためだろうか。
「続々展望の山旅」
藤本一美 ・ 田代 博 著
1995年7月20日初版 実業之日本社
この本では
「明確な基準が あるわけでないが、仮に視程が一〇〇キロ以上を遠望、一五〇キロ以上を超遠望とよぶことにしよう。」240ページ
「続・展望の山旅」
藤本一美 ・ 田代 博 著
1990年12月20日初版 実業之日本社
「展望の山旅」
藤本一美 ・ 田代 博 著
1987年2月1日初版 実業之日本社
よもやま話