趣深山です。 四国 剣山 三嶺 天狗塚 周辺の山域での山歩きについての話題です 「趣味の山歩き ますます深くなる近くの山域 」(C)趣深山since2002 e-mail: shumiyama@gmail.com

そもそも なぜ 登山届を提出するのか?


「愛媛県警察」×「コンパス(電子登山届)」

 各地の登山口に設置されていた 登山届ポストは個人情報保護の面から問題が多く ポスト利用しての登山届提出率は低かったが 近年 インターネットなどの発達で  紙ベースの登山届を登山届ポストへだすより パソコン スマホなど ネットで登山届を出す電子登山届が主流になってきた。

というのも 電子登山届で提出すれば 個人情報 漏えいの心配なく ネット接続環境下なら 山中でも スマホで提出できるので 届は 確実に保護され 登山届ができるのだ。
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■そもそも なぜ 登山届を提出するのか?

万が一の 遭難事故にも 素早い救助の対応ができるし、 あてのない 行方不明者を探し出すのに 捜索隊が途方もない 膨大な労力をかけなくてすむ という捜索・救助側の論理もあるが、なにより 登山届は登山者自身のためになるものだ。

■それは 登山届を提出することにより 登山届を提出する登山者自身、みずから 自省し 綿密に 行動計画 を練り上げて 装備を整えるなどの 慎重な行動を行うよう しっかりした心構えをして 山に臨むことになる。

■一方 届なしに 自分の頭の中だけで 無計画 行き当たりばったり 行動すれば時間配分など誤り 明るいうちに 下山できないなど 山中で予定外の窮地に陥ることにもつながる。

■ようするに 登山届を提出することは、 計画した行動を 慎重に おこなうなどによって、 無計画登山を慎み、実力不相応な 無謀な計画や、貧弱装備など 登山ルールをわきまえない行動を防ぐことになる。

山中での慎重な行動の第一歩は 登山計画であり それを電子で登山届する。

登山届 コンパス 是非 安全登山に 活用していきたいものだ。

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登山届 コンパス

「愛媛県警察」×「コンパス」の取り組みについて

「公益社団法人日本山岳ガイド協会と愛媛県警察は、2016年9月28日、安全登山の啓発活動及び山岳遭難の対応を迅速に行うことを目的として、県警察本部長と日本山岳ガイド協会理事長との間で協定を締結しました。本協定は、愛媛県警察がコンパス登山届システムにアクセスし、登録されている登山届を閲覧し、救助や捜索で活用できることを定めています。」

愛媛県警察では、県内を登山する方々の登山届をコンパスで受け付けております。登山届の提出を習慣化してください。

http://www.mt-compass.com/cooperation.php

http://www.mt-compass.com/index.php

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コンパスが 協定を締結しているのは

長野県 長野県警察 岐阜県 神奈川県警察 静岡県警察 山梨県 山梨県警察 新潟県 鳥取県警察 北海道警察 群馬県警察 京都府警察 滋賀県警察 静岡県 兵庫県警察 愛媛県警察

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2016-10-06 : 遭難 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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Compass コンパス、APRS、 APRSdroid

Compass コンパス、APRS、 APRSdroid

2016年2月14日 三嶺~天狗塚の縦走を終えて 林道を歩いて いやしの温泉郷へあと数分のところで 警察の小さなパトロールカーにすれ違った。

ミニパトは停車して 「登った登山ルートと いやしの温泉郷に戻る途中かどうか」と きいてきた。

というのも 2016年2月11日 この山域内の 丸石で道迷い遭難があり 警察消防が大勢出動し 翌12日 要救助者を救助したばかりだった。

2月11日、12日のすぐあとの 14日。

夕刻になっても いまだ 登山口に停まっている車が 留まって あるかどうか 警察が 事前にチェックしていたようだ。

こうした ミニパトなどが登山口で放置車両がないかなどをチェックにきているのは なにも 今回初めてでなく 過去 何度か 経験したことでもある。

ようするに 登山口に駐車車両が 夕刻 遅くまであると 遭難予備の車かと疑われる可能性があるのである。

全国的には とある山域の 泊りのない 日帰り対象の山などでは 夕刻以降にまだ車が駐車したままだったりしたら 近所の人が 車を見つけ次第 自動的に 警察に通報したりすることもあるようだ。

単なる 登山計画の遅延で 車に帰着するのが 遅くなっただけなのに それだけで 要救助者になったりすれば 周りに 多大な迷惑をかけてしまうことになる。

そうした 万が一のことを考えても 遭難者の駐車車両でないことを 自ら 積極的にアピールしておかないと いつも通りに登山して 無事下山しても とんだ 騒ぎになってしまう可能性もあるかもしれないと つねづね 考えていた。

そうしたなかで 山岳ガイド協会の電子登山届システム「Compass コンパス」が本格稼働し始めた。

 2015年4月から いつも登る山域でも 念のため 電子登山届「コンパス」を積極的に使うようにして ほぼ11か月が経過した。


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「当てのない捜索は 東京ドームで10円玉を探すに等しい」

『すぐそこにある遭難事故 奥多摩山岳救助隊員からの警鐘』

金 邦夫 著 2015年5月21日初版 東京新聞

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何もてがかりのないところで 遭難者を さがしだすのは 本当に大変なことだ。

だから 行方不明の山岳遭難などが発生したとき いつも問題にされるのは
登山届が出ていたかどうか。

もし届が出ていれば 行方不明や 遭難者のコースの把握など救助につながる ヒントがえられて 遭難者の初動救助に大いに役立つことになる。
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1 登山届 Compass コンパス
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山域によっては 登山口に 登山ポストが設置されていたり、年末年始 GWには 臨時派出所があったりしている。

登山口に 登山ポストが配置されているところもあるが 紙ベースの無人の登山口での登山ポストへの投稿残置は「個人情報保護」の観点から 問題ありとされてきて 無届登山の遠因にもなっていた。

最近では個人情報漏えいなどプライバシー・セキュリティー対策が必要とされてきて、時の流れからか 昔ながらの登山届も 昨今では スマホ投稿可能な電子登山届である
Compass コンパス」などに移行してきているようだ。

大きな山岳地帯を抱える 各県警など

長野県警、岐阜県、神奈川県警、静岡県警、山梨県/山梨県警、新潟県、鳥取県警、北海道警、群馬県警などでは 公益社団法人山岳ガイド協会が開設運営している「Compass コンパス」へのでの登山届提出が 積極的に推進されてきている。

コンパスには コース 住所氏名 連絡先 無線有無 携帯電話 などが届け出ることできる。

さらには 万が一のときのため 山中で常時携帯しているヒトコト(ヤマモリ)のIDなどを届け出るので 親機は電池持続最長6か月にわたる間、反応してくれるので 捜索隊は 確実にとらえてくれるだろう。

こうして 「Compass コンパス」で 確実に個人情報は守られ 万が一にも 安心して 登れることができる。

Compass コンパス

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2 APRS  「 JJ5MDM-7 」
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2016年2月14日 APRS(Automatic Packet Reporting System)
http://ja.aprs.fi/
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=3600&tail=3600


コンパスで登山届を届け出ても 登山者の現在位置をリアルタイムに表示するのは 山岳遭難防止上 きわめて有効な遭難対策である。

携帯電波の届く範囲であれば 携帯スマホアプリなどで いろいろな方策があるが

携帯電波圏外でも確実に届くのは 山稜でのアマチュア無線の位置情報システム APRSだ。

趣深山 コールサイン 「 JJ5MDM 」
使用機器 YAESU FT2D

グーグルマップ上の表示は「 JJ5MDM-7 」

APRS アマチュア無線位置情報システムネットワークを いつも しっかり使わせていただき、多くのアマチュア無線家には 大変お世話になり 感謝。


ただしアマチュア無線 この山域の 山稜では問題なく遠方の中継局である デジピーター アイゲートなどとの送受信が できても この山域の深い谷間では 中継局が電波を拾ってくれない。

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3 APRSdroid  「 JJ5MDM-5 」
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深い谷間でも確実にAPRSをつかってリアルタイムに現在地を表示させようとして 今般 ケータイ電話網のネット接続環境から送信できる スマートフォン(Android)でAPRSのスマホアプリ 「APRSdroid」を使うことにしました。

グーグルマップ上の表示は「 JJ5MDM-5 」

http://ja.aprs.fi/

http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=3600&tail=3600

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4 「 JJ5MDM-5 」「 JJ5MDM-7 」
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携帯電波が届けば 「 JJ5MDM-5 」
アマチュア無線の電波が有効に中継局に届けば「 JJ5MDM-7 」の2段階で 登山中の現在位置を リアルタイムに表示させていこうと思っています。


http://ja.aprs.fi/

携帯電波が届けば ヤマメモなどの機能も使えるので さらに 複数の現在位置表示の手段が確立されます。

 電波機材を活用し 現在位置をリアルタイムに表示することで 遭難防止に役立つばかりでなく、 こうした機材を持つことで 山中での行動は より慎重に より安全側に 余裕をもって 行動することにつながってくると思う。



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【APRSdroidで APRS 使ってみて】
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2016年2月27日 APRS(Automatic Packet Reporting System)
「 JJ5MDM-7 」 緑色 アマチュア無線の電波
「 JJ5MDM-5 」 青色 ネット接続環境APRSdroid使用


2016年2月27日
 アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家に お世話になり 感謝です。

趣深山 コールサイン 「 JJ5MDM 」
使用機器 YAESU FT2D

位置情報は 以下URLで 閲覧できます。
「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波 による
「 JJ5MDM-5 」 携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用


http://ja.aprs.fi/

「 JJ5MDM-7 」
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=3600&tail=3600

「 JJ5MDM-5 」
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=3600&tail=3600

今回 スマホアプリ「APRSdroid」を初めて 山岳地帯で運用してみました。

確かに こんなところでもというような 深い谷のなかでも 携帯電波が届くところでは しっかりと 発信してくれました。

ただ まだ 操作に不慣れで 設定ミスがあったり

APRSdroidで連続送信していたつもりが なっていなかったり
スマホのGPSが停止中だったり
携帯電波がすぐに 圏外になって 未接続のまま停止していたり
肝心な矢筈山山頂付近が欠落していたりする軌跡が
グーグルマップには でています。

いまだ「 JJ5MDM-5 」は練習中といったところです。
もうすこし 習熟して 使いこなせるようしていきたいものです。

2016-02-25 : 遭難 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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『すぐそこにある遭難事故 奥多摩山岳救助隊員からの警鐘』 金 邦夫 著

20150722_1481.jpg
『すぐそこにある遭難事故 奥多摩山岳救助隊員からの警鐘』
金 邦夫 著 2015年5月21日初版 東京新聞

前著『金 副隊長の山岳救助隊日誌』角川学芸出版2007
に続いて 近頃の山岳救助活動の実態とか大都会近郊の遭難登山者の傾向が記述されている。

金氏の活躍する奥多摩山域は 大都市近郊での日帰り登山圏内なので おびただしいほど 多くの登山者で賑わう。そこでは 中部山岳など 大きな山岳地帯とは 違った 大都市近郊 特有の遭難傾向が あらわれている。

高山のある 中部山岳と違って 奥多摩山域では 標高が低いので 多くの登山者は チョットの あの山へと 気安く 入山。その気安さからか 体力 経験 技術など不足のうえ 軽装などと 装備不十分 天候判断甘い 地形判断未熟なままで 思わぬところで転落 滑落 道迷い 彷徨したりして 遭難多発。

山岳遭難統計では 青梅 五日市 高尾警察署管内 を主とする東京都の山岳遭難件数は 平成22年には都道府県別に全国三位の件数。平成25年 26年は全国5位とつねに都道府県上位にある。

大都市近郊ならではの 気安さや 登山人口の多さ からくる 遭難件数なのだろう。

ただ 大都市近郊では 登山者の新しい 登山スタイル トレラン 山ガールなどの 流行やトレンドも 常に時代の先進を いっていているようだ。

トレラン 山ガールなどが増えてきたおかげで かつて 大半を占めていた 中高年の年代から 近頃では 次第に 若い年代が 徐々に 増えてきているのは 山の将来を考えたら とても 喜ばしいことなのだろう。

登山者の数も多く 遭難者も多い、大都市近郊ならでは 山岳遭難救助の 悩みの多い 奥多摩山岳救助活動がよくわかる書籍だ。

 本書を読んで 山岳遭難対策を 改めて考えてみた。

以下 私なりに 遭難対策上 とくに気になる 重要なポイントをあげてみる。

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「当てのない捜索は 東京ドームで10円玉を探すに等しい」

『すぐそこにある遭難事故 奥多摩山岳救助隊員からの警鐘』23ページ
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行き先を告げずに 出かけ いまだ帰宅せず。家に戻ってこないので 何日かたった後に捜索依頼。

遭難時の初動捜索ができず 生存率が下がるのだが、登山届 おろか 家にも 書き置きメモもなく まったく どこの山 に出かけたか わからない。

仮にメモやヒント PC内からの山行計画ファイルの痕跡 閲覧履歴などをみて 山行計画 などを 類推しても 捜索では やはり 雲を掴むような 情報しか残されてない。

こうした遭難者の捜索は何班にも分かれて 長期間 くまなく探すという 膨大な手間を捜索側にしいて 多大な労力を消耗させることになる。

そして ついには 全く 手がかりなく 捜索は難航。長期化し 行方不明のままで終わってしまう。

この間 東京ドームで10円玉を探す 当てのない捜索に 費やされる徒労は大きい。

 遭難者は 捜索する側 多くの皆さんに 迷惑をかけることにつながるので せめて 行先メモ 登山届を残すよう 金氏は 呼びかけている。

行方不明を避けるためには 行先メモ 登山届(紙ベースでなく いまでは電子登山届けである 「コンパス」などもある) などを 活用して 痕跡を残すこと。

ヤマメモにも 山行計画 登山メモの機能があり 何らかの 足跡を電子的にWEB上に 残すことができる。

その日の 登山ルートのヒントとなる 何らかの メモ 電子メモ 登山届などを どこかに残置しておくのは 行方不明を避けるために きわめて大切だ。

登山届システム「コンパス」は いくつかの県警の登山届と連動して運用されている。

コンパス
http://www.mt-compass.com/

ヤマメモ
http://www.yamareco.com/modules/yamamemo/userinfo.php?uid=42886

山行計画
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/viewplans.php

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携帯電話 GPS位置情報(緊急通報位置通知)

「最新機能のスマートフォンを所持し、電波状態がよくGPS機能で位置をピンポイントに特定できたことがせめてもの幸運だった。」141ページ

「雲取山に向かった山ガール二人から「道に迷った」と携帯電話で青梅警察署に救助要請が入った。
署員が遭難者の位置をGPS機能でで確認するするために110番通報するように指示した。」149ページ

『すぐそこにある遭難事故 奥多摩山岳救助隊員からの警鐘』
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昨今 山岳遭難の救助要請手段として 携帯電話からの救助要請が 全体の 四分の三 (74パーセント)をしめるまでになっている。

ただし山岳地帯では電波が通じず 圏外となるところも多い。

携帯電話が すべての山域で通じるわけではなく 圏外も多いのは しっかり 頭に入れておく必要があるが、ここでは ひとまず 一応 携帯が通じると仮定して話を進めていく。

いまでは 携帯電話での SOS発信が多くなっていて、GPS位置情報把握型の最新携帯電話からの 110番通話では 捜索側が自動的に すぐGPS位置情報を取得できて 位置把握ができる。(緊急通報位置通知)

(仮に GPSオフの設定になっていても 110番側の操作で 自動的にGPSオンになる)

新しいGPS付のケータイでも 110番でなく 自宅や知人 警察でも 警察署 警察交番 駐在所などにかけたりしたら (緊急通報位置通知)でのGPS位置取得ができない。

また GPS機能のない 古い携帯電話では 基地局からの距離で位置を算出する ので 測定誤差が大きすぎて 使い物にならない。

GPS機能の(緊急通報位置通知)ができるケータイから110番しないと 正確なピンポイントの位置把握ができないので、同じ警察でも 駐在所 警察署へ電話したのでは 正確なピンポイント情報が伝わらない。

遭難した方(要救助者)が 山岳救助で まず 大事なのは 正確な位置情報をいかに 捜索側に きちんと正確に 伝えるかがまず最初の重要なきめて。

位置情報がチンプンカンプン説明の救助要請では 捜索しようもない。

これが きちんと できないので 以降 捜索側に多大な労力をかけるのだ。

チンプンカンプンの位置情報で当てのない捜索では 東京ドームで10円玉を探すに等しい とてつもない労力苦労が 捜索側にかかってきてしまう。

ピンポイントで位置情報を把握できる GPS機能付き(緊急通報位置通知)で110番してこそ GPS位置情報が110番側に自動的に伝達できるのだ。

初動がうまく素早くできるかは GPS機能付き(緊急通報位置通知)最新携帯電話で110番通報することからはじまる第一歩。

登山者は 是非 GPS機能付きの 「緊急通報位置通知」ができる 比較的新しい携帯電話の機種を 使うようにしたいものだ。

そうでなければ 別に ガーミンなど専用GPSをもつか。

一方 携帯電話の普及は 安易な救助要請を増やす 結果にも なってしまうのかもしれないので 安易な要請を出さないような 登山者のマナー向上 教育活動は今後の課題として残る。

が ともかく きちんとした GPS機能付き携帯電話で「緊急通報位置通知」で正確な位置情報含めた 状況を的確に連絡して できるだけ 捜索側の 負担を少なくした 救助要請の電話をしたいものだ。

もし ケータイが通じない圏外が主体の山域でも アマチュア無線は通じるかもしれない。


ケータイ電波では山深く 圏外エリアになる場合でも アマチュア無線の144MHz帯で リアルタイムに現在位置通報するAPRS は遭難対策にきわめて有効なものだと思う。

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APRS(Automatic Packet Reporting System) 
アマチュア無線の位置情報システム

趣深山 コールサイン 「 JJ5MDM 」

使用機器 YAESU FT2D

APRS 位置情報は 以下URLで 閲覧できます。
http://ja.aprs.fi/

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沢に下るな。

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道迷いから 不用意に沢を 下って 崖で 行き詰まり 転落 滑落して 遭難にいたるパターンが多い。

奥多摩のような山域では あらかじめ 沢沿いに きちんとした登山道がある場合を除いて 不用意に 道のない 知らない 沢には絶対に下らないのが原則だ。

ただし 全国的には いくつかの山域では だいたい 沢をつめていく 登山道しか 山頂にいたる 道がないない場合もあるので この場合は その山域のルールに従う。

まあ 一般的には 知らない沢には 不用意に くだらない はいらないのが 正解だ。

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山岳会


古くからある会である 某山岳会の遭難事案。

十八人と 大勢いて 軽度なのにSOS救難。

ヘリ が使えず 山岳救助隊員が 重たい遭難者を担いで下ろしたら。

なんと 救急車に乗らず ピンピンして 電車で帰ると言い出す程度の軽度さ加減。

なんとも 不可解な「遭難事象」 を 金氏は 体験。

名だたる 山岳会組織も 昔と全く違ってしまった現実。

つまるところ セルフレスキュ-などの技量もないほど 実力が低下している 一部の山岳会の なさけない ていたらくぶりを 著者は 辛口で 厳しく指摘している。




金 邦夫氏の著書を読了。

警察の山岳救助隊では最強の山岳レスキュー隊である 富山県警山岳警備隊で長年活躍された 元隊長 谷口凱夫さん
の 遭難の件を 知った。

山岳遭難は ベテラン プロ登山家でも遭難するのだ。


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かつて 富山県警山岳警備隊で長年活躍された 元隊長 谷口凱夫さん。

その谷口さん自身が遭難!!

 2014年9月中旬、北ノ俣岳から太郎平小屋への途中 「直径3ー4センチ程度の石につまずくようになって、膝が曲がらないようになった。地面に足を着けたら脳のてっぺんから抜けていくような痛みだった」仲間の助けを借りて、なんとか太郎平小屋にたどり着くことができましたが、自力での下山は困難だとして救助を要請。
ヘリコプターで富山市内の病院へ、加齢による膝の摩耗と変形が原因とか。

http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2015_0721.html

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遭難者を 救助してきた かたも いつかは 助けてもらう 立場になる。

山は どんな方にも 等しく おなじく 相応に おなじく 対応するのであろう。

後出しじゃんけんで 遭難されたかたを あれこれ言うことは たやすい。

だが 谷口 元隊長でも 予測できないことに 突然 襲われた。

ましてや 素人の私など いつ 明日は わが身に 災難が降りかかってくるかもしれない。

すぐそこにある遭難事故。

山中では 常に謙虚に 自分を冷静に見極め わきまえた 慎重な行動をこころがけ なくてはいけないと 自戒する次第だ。

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2015-07-23 : 遭難 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ヒトココ(ヤマモリ) 試運転

20150331-480_0957.jpg


ヒトココ(ヤマモリ) 試運転


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ヒトココ 試運転
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■ヒトココ (ヤマモリ) 実際に 試運転してみての感想。

ヒトココ (ヤマモリ) カタログデータは

 わずか20グラムの子機 電池持続 3ヶ月。
70グラム親機 6ヶ月の電池持続。

感度良く 操作性 探査能力 抜群と、ちまた では いい評判だが

本来の探査でどのぐらいの威力があるか

試してみた。

■開けた 平場 地面に子機を置いて 四方 から順に 親機で探索

大体 表示距離 100mから 出発し 表示に従って 立ち止まりながら
徐々に 近づいていく。

近くになって 近距離モードに入り
表示距離 2mぐらいで 終了とした。

雪崩埋没などでは 457kHzの常時発信の雪崩ビーコンのほうが雪崩捜索には向いていて ピンポイントしやすいらしいが、まだ 実際に比べてみての 埋没 実験を自ら していないので 何とも言えないが。。。

ヒトココ親機の 表示距離は 以下のように あくまで目安なので あまり信用にならない「目安の距離」である。

■親機の表示で 距離・方位は 一応の 目安でしかない。

あくまで 距離は 目安。
方位も目安。

電波強度だけは 確か。

要は 電波強度の強い方へ 進んでいくと 子機に 到達するということ。

■人間の体は水分なので 電波が減衰されるとのことなので

水をいれた バケツ水深30cm位 を 地面の上に置いた ヒトココ(ヤマモリ)の上にのせた場合も 試してみた。

20150331-480_0950.jpg



■結果

バケツをのせて 探索すると 同じ「表示距離100m」でも

のせない 場合の 「表示距離100m」に比べると

ざっくり 半分 位の距離 になってしまった。

ただ 探知後の 近づき方などは バケツなしと同じ。

距離表示は あまりあてにならないとは その通りの結果だった。

あくまで 電波強度表示の方が 信用できる。

電波の反射波を 拾い あっちこっち 千鳥足で進むのは 仕方がないが
何歩か歩いて しばし 立ち止まって 安定させながら 進んだ。

どのようにすれば 反射波から 逃れるのかは 微妙なところがありそう。
これは今後 練習が必要か

20150331-4810.gif

赤色が 地面に置いただけの場合
青色が その上に 水入りバケツを置いた 場合
どれも 探索距離表示 約100mから 出発

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ヒトココには 2種類
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■ややこしいことに ヒトココには 2種類あって

 ヤマモリは (1)のヒトココ 標準用と同じ
見守り 画面が 違う。値段も違う。

(1) ヒトココ 標準用 (山岳用) (ヤマモリと同じ)

(2)ヒトココ 見守り用 (介護用)徘徊老人 子供 幼児 用

■ストラップは 上の方の 両隅に ストラップホールがある。

この件 説明書には 記載なし。

説明書で記載している 持ち方は 電波受信部 (上部)を手で覆わないとあるが
このストラップの位置は 推奨している 持ち方と 矛盾するのでは?と疑問あり。


■ファームウェアの アップデートなどは ユーザー側では 書き換えできない。
ガーミン社製の GPSなどは この アップデートのサービスが 本当にありがたいのだが。。。

■スイッチオン・オフの操作

 子機 親機 ともにスイッチオンの操作がしにくい。
スイッチが小さく 鉛筆 ペン先などで 操作しないといけない。

これは 「簡単には 切れにくくして」 誤動作で 簡単に 「スイッチオフ」できないようにするためとのこと。

「切れにくくする」ために 簡単に 「スイッチオンがしにくい」結果になった。

 山中など 慌ただしい出発時などに 電源投入の細かい操作は しにくい。

これは、連続 動作時間が長いので 家であらかじめ 電源投入してから出かけることを 想定している とのこと。

まま ワンタッチ操作で 簡単に つなぐより しっかり スイッチオンして
なかなか 簡単には 切れないほうが 本来の目的からすれば いいのかもしれない。

■ 防水性能は 一応あるが スイッチ USB接続端子 部のゴムカバーが少し不安な感じ。

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ヒトココの「携帯方法」
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■人間が山中で 倒れたとき

天を仰いで背中を下にして倒れるか 
下向きで 背中を上にして倒れるか

二通りのケースを考えると

人間の体で 電波減衰してしまうことを考慮すると

胸側 背中側の 2箇所に しかも 高い位置に つけることが 正解。

道迷いシンポジウムで発言された
川嶋高志さま (勤労者山岳連盟)によれば

「 子機を ザックに つけて、 もし ヘルメットを被るのなら ヘルメットの中に子機をいれ、 本体を胸につけるなど できるだけ 高い位置で 保持したほがいい。」とか

仰向けに倒れた時
うつ伏せに倒れた時
どちらにも 対応できるように しておくことが 必要。

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IDを管理する組織
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■ヒトココは 持っていても
ただそれだけではダメで

機器の固有IDを 捜索側に 告知しなくてはならない

このために 必要なのは IDを管理する 組織。

機器の発売元の オーセンティックジャパン株式会社に問い合わせると

jroに何台 某山岳団体に何台とか まとめて 引渡すので 個々の機器のIDの管理はオーセンティックジャパン側では 出来ないとのことであった。

■幼児とか 徘徊老人を探すのなら ともかく

山岳遭難で活用するのなら

IDを管理する組織が ヒトココ(ヤマモリ)機器を活かすかどうかの鍵になりそうだ。

■ jroで 「ヤマモリ」として ヒトココの活用

万が一。山中で 突発事故にあって 山中で倒れたとする。

他の登山者などに 見つけられればいいが
そうでない場合。
捜索は 長期化しやすい。

■山と渓谷2015年4月号では 最近の積雪期遭難

雪崩遭難などで 長期捜索が行われた 一覧表がでていた。

雪崩ビーコン無しが多く 長期化したのだが
行動中でなく テントなどで就寝中 襲われるケースもあるので
常時スタンバイの「ヤマモリ」は 行方不明捜索に 抜群の 効果があるのではないだろうか。

■IDを管理する組織が必要

日山協 労山など 各 山岳団体 などでも IDを管理するので ヒトココを活用できる。

気ままな 単独行が多い 私など IDを管理する組織として jro(日本山岳救助機構合同会社)に加入して 万が一に 遭難事故にそなえ 「ヤマモリ」として ヒトココを「お守り」として 今後は 常時携帯し、安全登山に心がけていきます。


ヤマモリ(ヒトココ)、 万が一の場合に 備える。
http://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/cb234e0e2309b6bc62ee63f974bddfaa


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ヒトココ(ヤマモリ)に関するリンク
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  • AUTHENTIC JAPAN株式会社
    http://www.authjapan.com/

  • jro
    http://www.sangakujro.com/yamamori/info.html

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  • ヒトココ 山岳遭難対策
    http://youtu.be/jdxnw8btsIk

  • ヒトココ 災害対策
    http://youtu.be/bFC7M8pZQFc

  • ヒトココ・HITOCOCO探索1_広い公園
    http://youtu.be/TNzOLdyRIVQ

  • ヒトココ・HITOCOCO探索2_夜の住宅地
    http://youtu.be/O1V6xvFbU94

  • ヒトココ・HITOCOCO探索3 捜索
    http://youtu.be/vYD9Aa4wx7Y

  • HITOCOCO ヒトココ 山間部捜索実験
    http://youtu.be/jd7Hqpadjvo

  • ヒトココ FBSニュース認知症特集
    http://youtu.be/CTZ2EoSLDzA

  • HITOCOCO ヒトココ FBS 「夢無限大」
    http://youtu.be/6cyJKiZkf6o

  • ヒトココ マルチコプター 上空からの捜索
    http://youtu.be/jXjk-vrGjsU

  • 出川あずさ雪崩ネットワークニュース番組 HITOCOCO ヒトココ 紹介
    http://youtu.be/X6SMXvkcchE

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  • ヤマモリ(ヒトココ)、 万が一の場合に 備える。
    http://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/cb234e0e2309b6bc62ee63f974bddfaa

  • ヒトココ(ヤマモリ) 試運転
    http://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/313707a0ea8b32a5b25c2a57f503383a

  • 「登山者等の位置検知システム」について研究されている富山県立大学の岡田教授の講演。
    http://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/dd5b3ff8e3ce3b9effb32e17cdda0aaf

  • 「道迷い」シンポジウム2015年3月14日 関西大学 高槻キャンパス
    http://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/73fb84a106cd10b631c4cb52e37f5298



  • -------------------------------------------------------------------------------
     
    ヤマモリYAMA MORI (電子捜索機器)の使い方
    http://youtu.be/0hloykUPd3o

    マルチコプターに載せて要救助者を捜索する実証実験
    http://youtu.be/QqmgSKRpwZ0

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    2015-04-01 : 遭難 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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    ヤマモリ(ヒトココ)、 万が一の場合に 備える。

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    山中では 全く 予想もしないことが 突然おこるなど、まったく 何が起こるか 本当にわからないものだ。

    私のように 単独行で 気ままな山行を行っていると とかく 山中で行方不明 の危険性は常に つきまとっている。

    これは 常々 特に 気になっていたところだったが、こうしたなかで 2014年の御嶽山の大災害が おこった。

    2014年秋 御嶽山で火山噴火で登山多数行方不明。捜索難航。いまだ不明者あり。

    また 2015年1月 長野県で スキー駐車場に車が残置されているものの 登山者の ゆくえがわからないという 行く先 不明の遭難事案があり、いまだ行方不明。

    そして 2015年2月には 富山県立大学 岡田教授の 登山用ビーコン150MHzの実証実験の話を聞くチャンスがあり、山中で 行方のわからない 登山者を見つけやすくし 捜索活動の手助けになる ビーコンの重要性を 再認識した。

    が 富山県立大学 岡田教授は ヤマタンにかわる 登山用ビーコン150MHzの開発 実証実験をおこなっている最中で 電波法令の改定など まだ 製品化まで もうチョットの 時間がかかりそうだ。

    さきの 2015年3月14日の 「道迷い」シンポジウムでは
    前々から 注目していた ヤマモリ(ヒトココ) オーセンティックジャパン株式会社の話もきいた。

    そのとき 川嶋高志さま (勤労者山岳連盟)から

    「---- 100台購入し 講習会では わずか20グラムなので名札代わりに 受講生に持たせて 受講生の位置を把握できるようにしている---」

    とかいう話もあり やはり ビーコンの重要性と 活躍ぶりを感じた次第だった。

    「いま ここにいるぞ」 と 現在位置を知らせる ビーコン。

    とりあへず 今回 試しに ヒトココを購入 使ってみることにした。

    問題は ヒトココIDの管理の問題。

    個人で機器を持っていても ヒトココIDをどのように 保存して いざというときに捜索側に知らせて ヒトココIDを 捜索に役立させるか など考えると やはり ヒトココIDを管理してくれる 山岳救助保険のjro(日本山岳救助機構合同会社)の存在は ありがたいものだ。

    個人レベルで 機器を持つだけでは IDがわからず 全く 持ち腐れになってしまう。

    jro(日本山岳救助機構合同会社)にも 加入し「ヤマモリ」として 今後 山中に ヒトココを 持ち歩くことにした。

    ヒトココの持ち方について 川嶋高志さま (勤労者山岳連盟)によれば

    「 子機を ザックに つけて、 もし ヘルメットを被るのなら ヘルメットの中に子機をいれ、 本体を胸につけるなど できるだけ 高い位置で 保持したほがいい。」とか

    仰向けに倒れた時
    うつ伏せに倒れた時
    どちらにも 対応できるように しておくことが 必要とか。

    行方不明遭難を防止するには
    万が一の場合に 備えて 「ヤマモリ」を 常時携帯し 安全登山に心がけたい。
    2015-03-27 : 遭難 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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    「道迷い」シンポのあと 『山岳読図大全』村越 真 著 2011年 山と溪谷社 を読み直してみた。

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    「道迷い」シンポのあと 『山岳読図大全』を読み直してみた

    2015年3月14日 シンポジューム 関西大学(高槻市)。
    「道迷い」シンポジュームでは いろいろな議論があった。

     読図 磁石 登山道 環境整備 レスキューなど 活発に議論された。

    道迷い時の行動パターンについてのアカデミックな研究も有ったり、山岳団体でどう取り組んでいるのかなどの話もあったり 多方面な話題は 大変興味ふかいものがあった。

    また 登る山域によって、また 低山 里山 高山 それぞれ違った「道迷い」が発生するので 山域の状況に応じた対策が必要になってくる。

    大都市圏周辺の山域と 閑散な四国山地は 山域の条件が はっきり違う。

    四国山地でも ごく一部の 著名山のメインコース以外は 大都市圏「道迷い」対策とは違った 四国山地の対策が必要になると思う。

    当日 あまり 話題に出なかったことなど 「四国山地むけ」の「道迷い」を 整理しながら、シンポジウムで司会された村越さんの著書。

     『山岳読図大全』村越 真 著 2011年 山と溪谷社を 改めて 読みなおしてみた。

    村越さんの いくつも発言 「ニュージーランドの 標識」など この本をひもといて 改めて 納得。

    読図だけでなく 登山の総合力を 高めていく事が大事だと感じた。

    以下 「道迷い」 について いつも思うことなど、大都市圏の山域とは違った 四国の狭い 山域での 「道迷い」私見である。

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    1 歩いたところが道になる
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    ■もともと 歩いたところが道になるぐらいの 気持ちをもって 未整備な山域を主体に 山歩きしていれば 「道迷い」 などは いくらでもあること。

    地図・磁石あっても いつも半信半疑で まわりの状況に つねに野性的な触感を働かせ ルートの保持に 十分に注意しながら 進んで行けば、ほんのチョットした異変にも すぐ気づき たちまち 冷静に対応して 軌道修正しながら すすんでいくことができる。

    ■はやく気づき 冷静に対応していけば 決して 「大迷い」に陥ることもない。

    小さな迷いは 「迷わぬものに悟りなし」のことわざのとおりで よくあることで まったく 問題なく、すぐ復帰できる。

    もっとも 冬場 天候が 極端に悪い 低視程のホワイトアウト時は やっぱり苦労するのだが。。。。

    ■ともかく 「道迷い」対策の ポイントは いかに はやく 「気づき」 「いかに 冷静に 対応できるか」だと思う。

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    2 気づき
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    ■どうも 「ちがう方向」に進んでいるな、どうもおかしいな、とか、とうとう 道に迷っているのでは?

    いつ どの段階で「道迷い」に はじめて 気づくことができるか?

    「道迷い」の気づきは はやければ はやい段階ほど 修正は簡単。

    「道迷い」に気づかぬまま 深みにはまっていけば、傷口は どんどん深くなる。

    ■「道迷い」に まったく 気がつかぬまま とうとう 崖の縁にきて 立ち往生してしまって、はじめて 「道迷い」に気がつく という場合などは
    往々にして心理的なパニックに陥る。

    はたして 「道迷い」の どの段階で 気がつくことができるか?

    ■できるだけ はやく気づく ようになるには 「つねに疑いを持って」 「謙虚な気持ち」で 落ち着いて つねに 周りの状況に注意しながら 進んでいかなくてはいけない。

    風向き 沢音 雲 自然物などを 静かに 観察できる 幅広い 精神的な心の安定さが 落ち着きの 前提になる。

    常に 落ち着いていれば 何事にも 疑いつつ すべてに 対応しながら より多くのものが見えてきて 気づきもはやい。



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    3 パニック
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    落ち着きの心の安定とは正反対が パニック。

    ■「道迷い」に気がつかぬまま 突然 崖の縁などにきて パニック。

    「道迷い」は 心理的に あせりから パニックなどに陥りやすい。

    動悸が はやくなり 視野が狭窄し、思考能力が低下する。

    ■「道迷い」は 登山者から 冷静な判断能力を たちまち奪いとってしまうのだ。

    「道迷い」は 瞬時に 登山者をパニックにし 心理的に 絶望的な状況に陥らせ 冷静な判断力を失わせる。

    ■こうしたとき 「道迷い」から抜け出すには はじめに 十分 気を落ち着かせることが必要だ。

    ■精神的に安定すべく 腰を据えて まわりの状況をじっくり 観察把握してみて、 ここまで 辿ってきたルートなどを 思い起こしながら、 現在地の把握など 手がかりをつかんでいくなど さまざまな手立てを手順をよく いかに 冷静に対応できるかにかっている。

    ■迷って パニックってからだと 地図を見ても 現在地などは すぐには 判断できないだろう。

    が、気を落ちつかすことで いろいろな 手立てが 浮かんでくる。

    風 音 触感など 五感が 効いてくれば いろいろなことが見えてくる。

    -------------------------
    4 「道迷い」は95パーセントが無事救出
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    ■「道迷い」は山岳遭難統計のうち 4割占めているが、

    「道迷い」の 95パーセントは 無事救出という。

    ■「道迷い」が一次的要因なのに 二次的に 転倒滑落墜落などに 発展していくことも多い。

    ■また「道迷い」中の 悪天候のもとでは 急速に体温が奪われて 低体温症に 陥ってしまったりする危険もある。

    ■もし低体温症に ならないよう注意していれば、じっくり落ち着いて 冷静に判断して、足元に気をつけて 転落滑落に注意すれば、そう危険なことはなく 95パーセントが無事救出される はずだ。

    ■携帯電話などが つながって 110番・119番で 通報できるかという点はあるが 携帯通話可能圏内なら 95パーセントが無事救出できるのである。

    (携帯電話での 救助要請の通報は必ず 110番・119番を使用する GPS情報が えられやすい)

    ■ともかく「道迷い」から パニックって 動きまわり 滑落・転倒・転落につながることだけは 避けたい。

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    5 頭を冷やすな 低体温症に注意
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    ■世間では 「頭を冷やせ」とか よくいわれるが

    山の中では 春秋冬など 寒い時期 など 体を冷やすのもよくないが、頭を冷やすのもよくない。

    ■というのも 頭を ぐんと冷やすと 脳の思考能力が低下することにつながるからだ。

    「頭を冷やすと」たちまち 思考停止。

    ■実際 過去の「道迷い」遭難者のとった問題行動のうち いくつかは 低体温症から 脳の思考能力低下に起因していると 推測されるらしい点が多々ある。

    ■冷静な 脳の判断能力を維持するために 山中では低体温症にならないのは勿論のこと さらに「頭を冷やすな」が大事。

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    6 パニックに陥らず 冷静な判断能力維持すれば かなりの割合で解決する
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    ■日本の「道迷い遭難」の無事生還率 95パーセントということは
    下手に 携帯電話など通報手段が発達し 手軽な救助要請が増えてきている証拠なのかもしれない。

    ■従来の組織化された山岳団体に属する登山者(通称 「組織登山者」)は平均的に 道迷い遭難の比率が少ないという ことは
    登山総合力、読図スキルなどの向上で 「道迷い」が 少なくなることを 明確に 示している。

    ■山は自己責任という基本にたって、 普段から 登山総合力とか 読図スキルを磨き 、あくまで 自力で冷静な判断ができて、つねに冷静さを維持できるようにすれば、 「道迷い」もせず 、安易に 救助要請することもなく、 より 安全な登山が楽しめるのではないだろうか。
    2015-03-24 : 遭難 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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    「道迷い」シンポジウム 2015年3月14日 


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    「道迷い」シンポジウム
    2015年3月14日 関西大学 高槻キャンパス

    山岳遭難事故の4割を占める「道迷い」遭難。

    警察 消防などが把握する 「道迷い」だけでなく、自力下山し 通報 報告のない 「道間違い」、「下山遅延」など 含めると なにかしら 道を誤り 道に迷うのは かなり あるのではと 想像します。

    この「道迷い」を いったい どの ようにすれば 減らしていけるのか。

    従来の「道迷い」に関する 常識には 本当に誤りは ないのか ここで改めて検証するなどして、 様々な角度から 総合的に どう取り組んでいくべきなのか 考えていこう というのが 今回のシンポジウムの趣旨。

    今回の「道迷い」シンポジウムは 大きな会場に 遠路 各地から 多く 参加者を集めて開かれ 普段から 道迷いを研究されている研究者のかたや、日頃 遭難対策に、ご尽力されている、登山団体の方々、 定期雑誌の道迷い関係の著作者や 登山界 各分野で みなさま ご活躍されている 方々が 様々な 角度から ご登壇なされ 積極的に ご発言 ディスカッションが盛り上がるなど しました。

    今回の シンポジウムは たいへん充実した 有意義なもので とても勉強になり おおくの示唆を与えてくれました。

    シンポジウムを開催運営にあたられ 登壇なされました皆様 本当に ありがとうございました。

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    西内 博さま (日本山岳協会 遭難対策委員長)
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    「道迷い」は 山岳事故統計でも原因トップだが 登山界では 遭難対策の対象として 本格的に とりあげることは いままで なかった。

    それは 道迷いは 多様な内容を含み 自力で降りてくればそれでよし 道迷いは恥ずかしいこと 道迷いは大したことない とかいって なかなか本格的対策として とりあげ にくかった。

    新聞のコメントなどでも 単純に「言語道断」とかいって 片付けてしまってきた。

    そうしたなかで 道迷い遭難対策の 総合的なシンポジウムとして 今回こうして シンポジウムを開催することができた。

    今回は 分析 事例 対策 などの一連のストリーがまだ出来上がっていない 状態なので 今後 いろいろな 諸問題を さらに掘り下げていき、「減遭難」のという 目的地に向かっての 本日のシンポを 最初の一歩として いきたい。

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    青山 千影さま (関西大)
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    世界的にみて 日本の特徴は 高齢化 道迷いが突出

    諸外国を見れば
    事故のなかで道迷いが10パーセントなのに
    日本では事故原因の約半分が 「道迷い」 突出している。

    「道迷い」 対処法として

    従来ややもすると 経験論が幅を利かし
    迷ったら こうせよ あーせよ とかあるが

     従来のベテランの経験論が本当に妥当なのか

    そうした経験論が正しいのか検証してみる必要がある。

    十分に検証 議論し 事故原因対策を 考えていきたい

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    川嶋高志さま (勤労者山岳連盟)
    --------------------------

    2004年~2014年の11年間で
    勤労者山岳連盟 傘下では 計3355名の事故報告。

    そのうち 「道迷い」が主原因 51名。

    「道迷い」に起因があり その後 転落・転倒などに至ったと 判断されるものまで含めると 61名 2パーセントの報告。

    組織登山者だけに 読図講習 訓練 しっかりした装備 等などによって「道迷い」自体の割合は 少ない。
    が 道迷いで死亡 行方不明 6名 (女性5名 男性1名)発生している。

    組織登山者だから 道に迷わないということではなく、レベルが上っていけば、 雪山 沢 薮 岩などに はいって、当然 危険が ふえてくる。

    山岳会に入っているからといって 「自分は できる」と山を甘く見てはいけない。

    以下 川嶋氏の個人的見解として

    日本の山は 地形 植生 気象 変化にとんでいて複雑。

    登山道・指導標・目印など 種類多く 統一されていなく、知識 技術 経験 体力 装備など 必要である。

    組織登山者だから 道迷いしないと いうことでない。

    レベルがあがっていけば 当然 雪山 沢 などでは 道迷いの危険は増えてくる。 

    安全登山に必要なのは 

    【想像力】
    これから起きる 出来事、変化する 状況を常に予測する想像力

    【応用力】
    起きた出来事、変化した状況に的確に対応する応用力

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    村越 真さま (静岡大学)
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    「変わる 道迷い 遭難統計の分析」

    ■中高年 道迷い遭難が 増えているというが 本当なのか?

    警察庁発表の数字の元になる 元資料を直接集めてみて 詳細に分析してみた。

    山岳遭難統計の中には 登山 山菜採り 山岳信仰なども含まれる。

    ■年代別には

    男性 若い年代では 道迷いが多い
    女性でも 若い年代に 道迷いが多い

    高齢者 転倒が多い

    ■高山より 里山で 道迷いが多い

    夏は高山で 転倒が多く
    春秋 里山で道迷いが多い

    高山では 転倒が多い

    ■時間帯 午後が多い

    ■態様

    道迷いは無傷 無事救出(95パーセント)となる場合が多い


    ■若年層にも

    いろいろな要因があるあるの

    中高年だけでなく

    道迷いが 若年層にも広がってきている。

    夏以外 低山で発生数が多い

    多様な要因 多様な態様

    全体 損害は少ないが 多様な ダメージ 滑落 転倒 転落 行方不明 につながる こともある 

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    野村 仁 さま 山岳ライター(日本山岳文化学会)
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    ■山岳遭難統計の 転落 転倒 疲労 など のなかにも 「道迷い」が 遭難の きっかけになっている場合がある。

    ■長野県 高山型 転落・滑落 転倒 病気 疲労
      代表的な山 代表的なコースなど 整備された道をいくので
     道迷いは そんなにおおくない
     
    ■兵庫県 たとえば六甲山 道迷いが多い

    ■首都圏 日帰り圏 奥多摩 奥武蔵 中央線沿線 など 低山で 散発的に多発している。

    2013年 新聞などでは 丹沢 道迷い遭難 に 一件もなくても 直接あたって 調べてみると 21-22件もあるなど 道迷い遭難を 1つずつ プロットし 直接 分析した。

    ■2013-2009年 5年間の 丹沢山系で道迷いを 1つずつ プロットし 分析して 丹沢道迷い遭難の全貌がみえてくた。

    ■参考図書
    『もう道に迷わない』野村 仁 著 2015年3月5日初版 ヤマケイ新書 山と溪谷社

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    第二部 
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    道迷い遭難者による報告
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    ■遭難事例

    「道迷い遭難」なのか 事故なのか、単なる「道間違い」であるのか さらには 自力下山で 「下山遅延」なのか それぞれ微妙な ところもあるのだが 実際に 道迷いを体験された 当事者が 道迷い 道間違い にいたった 要因なども 詳細に分析報告されていた。

    ■山行中の問題行動も 多くあるが それらの下地になる いろいろな要素を分析。

    ■問題の背景的な要因 

    山行準備計画段階での 準備不足 装備不備などとか 的確な天候の把握不足など 山行へ出発した 時点で すでに 遭難にいたる問題をかかえたまま 山中に はいってしまった。

    ■山中での変化、変化への対応

    問題を背負っていいる上に 所与の条件が変化して 山中で 思いがけない所要時間の消費 体力消耗 視界不良・天候悪化など になってしまった。

    ■問題行動

    問題行動の起こる きっかけは 何か?

    その時の対応がどうだったのか。

    不適切な対応が 連続し それが 更に 深みに入ってしまうことにつながった。

    ■山中で 当初の計画から 与えられた 条件の変化に どうして 上手く 対応できなかったのか。

    ■遭難事例 とその分析

    青山教授の遭難事例の分析では 遭難者からの 聞き取りが しっかりしていて 見事にルートを再現し 分析していた。

    一つ一つの事例で その迷い箇所など さらに背景的要因含め 詳細な分析を 緻密に きちんと取り組んでいくのは とても 気の遠くなる 地道な過程を踏まえなければならず 道迷い分析も 根気のいる迷路を解き明かす ジグゾーパズルの謎解きのようだ。

    が こうした地道な取り組みが 遭難対策の重要な ポイントとなり、更に踏み込んで 精神的に なにか 焦りとか 心理的な深層のところが解明されていきたいところだ。

    ■3つの道迷い事例発表

    事例 (1) I山系 
    事例 (2) H山系 
    事例 (3) S山系 


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    第三部

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    関連要因から見た道迷い発生のメカニズム
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    ■道迷いリスク対応能力試験 青山千影さま(関西大学)

    空間認知能力 読図力の測定

    ■登山者の読図・ナヴィゲーションスキルの実態 村越 真さま (静岡大学)

    読図得点は低いが自己評価の高い登山者は要注意

    ■道迷い登山者の行動分析調査方法の開発と行動特性 青山千影さま(関西大学)

    ヤブの中に少し入っただけで 復帰が難しくなる その時の 行動特性。

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    第四部
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    対策(救助法、減遭難活動、ナビゲーション指導法)
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    ■地図読み講習主催 松尾健一さま(Links.NATURE)

    地図読みの講習会を実践形式で実施してきた。計15回 155名参加。

    初級レベルがほとんど さらに反復練習のため
    講習会 練習会を 定期的に 開催して
    常設オリエンテーリングを紹介し
    大会の案内を行っている。

    こうした 活動を地道に続けることが大切。

    ■那須山岳救助隊の道迷い遭難防止への取り組み 日山協 西内 博さま 遭難対策委員長

    ロープウェイ
    入山者の多さ 
    登山道の整備
    標識の整備 位置情報番号
    登山届
    強風
    登山カードポスト設置
    山岳パトロール

    ■鈴鹿山系での事例、捜索の流れ、APRS網の整備と活用  三重岳連

    APRS (Automatic Packet Reporting System)
    アマチュア無線とGPS位置情報を活用。グーグルマップ上で位置情報公開。

    ■山のお守り=ヒトココ(ヤマモリ) オーセンティックジャパン株式会社

    川嶋高志さま (勤労者山岳連盟)
    「労山では 100台購入し 講習会では わずか20グラムなので名札代わりに 受講生に持たせて 受講生の位置情報を把握できるようにするなど すでに活用している。
     子機を ザックに つけて、 もし ヘルメットを被るのなら ヘルメットの中に子機をいれ、 本体を胸につけるなど できるだけ 高い位置で 保持したほがいい。」

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    最後に 討論など

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    登壇者 はじめ フロアから 議論すべき点として 多くの論議があがり
    所定の時間 めいっぱいまで 活発なディスカッションがあった。

    以下 話題に あがった点

    ■登山道の環境整備 どこまで すべきか?

    ■やはり 基本的 には 登山道の環境整備は ちゃんとすべきだ

    ■行政機関では 登山道など 下手に整備すれば あらぬ責任をとらされたり 訴訟等のリスクを背負ったり あまり手をつけたくないのが本音。

    ■登山技術が必要なルートは 登山者のみとすべきだが
    一般登山者が入れるところは それなりに 登山道の環境整備をすべきだ

    ■長野県で登山道 グレーディングを行っている。
    登山道整備も 登山者の技量 登山道のグレードに応じた 整備をすべきだ。

    ■地図の読み方だけでは 道迷いをふせぐことはできない
    一般登山者が 地図をイメージ化するのを手助けする方策を考えるべき

    ■地図をイメージ化する パンフレット 写真などを活用。

    ■一般登山者が 登る「登山道」と 雪山 沢 薮など 本来「道」のないところを通る「登山」とは 明確に峻別しなくてはいけないのでは?

    その場合 一般登山者対応の「一般登山道」は 環境整備すべきだ。

    ■ニュージーランドでは難易度の高い「登山道」には「ここからさきは登山に適した装備とスキルが必要であり、読図とルートファインディングが必要である」との標識がある。

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    シンポ 村越 さま まとめ

    村越 真さま (静岡大学)
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    これからの課題

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    ■自助 
    --------------------------

    自分で 何をするか
    ナヴィゲーションのスキルを身につけるだけでなく
    山の総合力 リスクの認識をきちんとする

    自分の力を知る

    --------------------------
    ■共助
    --------------------------


    学習機会の提供 
    組織 団体
    捜索 救助

    --------------------------
    ■公助
    --------------------------

    地方自治体 国の役割
    環境整備 情報の提供 研究

    救助方法の検討
    責任 義務 の問題 登山者と コンセンサス必要
    全部 環境整備すると 登山の楽しみをなくしてしまう

    ここまでは 環境を整備し ここからは ご自身の 判断で 自己責任

    ニュージーランドの看板

    ニュージーランドでは難易度の高い「登山道」には「ここからさきは登山に適した装備とスキルが必要であり、読図とルートファインディングが必要である」との標識がある。

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    「道迷い」を研究するための ふたつの アプローチ
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    --------------------------
    ■疫学的アプローチ
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    統計分析
    全体の把握
    関連する要因の検討

    --------------------------
    ■臨床学的アプローチ
    --------------------------

    プロセスの理解
    対応能力の課題
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    2015-03-15 : 遭難 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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    山岳遭難救助で活躍するヘリコプターだが 実際は危険と隣りあわせの 大変難しい救助作業だ

    山岳遭難救助で活躍するヘリコプターだが 実際は危険と隣りあわせの 大変難しい救助作業だ


    ■2014年 石鎚山系の山で  レスキュー隊員が救助中 死亡する事故があった

    ■『空飛ぶ山岳救助隊―ヘリ・レスキューに命を懸ける男』羽根田 治 著 山と溪谷社 1998 の本もある ヘリコプター救助の第一人者だった 篠原秋彦さん 救助作業中 転落死亡 2002年。

    ■2009年 奥穂高 ジャンダルムで 岐阜県防災ヘリ 墜落。

    ■実際のヘリ救助の動画を見ると ヘリ救助が いかに大変で 難しいかよくわかる。

    簡単ではない ヘリ救助。

    携帯電話からの通報で 安易に ヘリ救助を求める 遭難者が増えているというが、以下の動画を見れば ヘリ救助が いかに大変危険な作業なのを再認識すると思う。

    登山者は、要救助者となって ヘリに ピックアップされることなどないよう くれぐれも安全登山に心がけ 無理のない計画で 慎重な行動をしたいものだ。

    ■山岳遭難での通報手段として

    いまでは山岳遭難の通報手段として 携帯電話からの通報が一番 多いのだが

    携帯電話についている GPS機能など 位置情報を 活かすには、遭難者「要救助者」が携帯電話で 直接 110番か 119番へ 電話するのが一番。

    第三者経由 たとえば 家族 山小屋 など経由依頼したのでは 携帯位置発信情報が 特定把握できない。

    ■出動指令を受けてから、ヘリが出動するまで

    【神戸市航空機動隊】
    https://youtu.be/wTEZmAl9-KM


    ■位置がわかっても 山中 ヘリ上空からの視認は難しい

    目立つような ストロボ とか派手な色彩 動きがないと 視認しにくい

    山岳救助で通報者からはヘリがすぐそこにいるとの情報、地上からはヘリが良く見えていても、ヘリからは全く見えないこともある。

    【神戸市航空機動隊】山中での上空からの視認の難しさ

    http://youtu.be/7Oz65xPAArs



    【神戸市航空機動隊】ヘリコプター出動現場映像

    http://youtu.be/kj8R0eSMCRw


    【神戸市航空機動隊】滑落からの道迷い

    登山中に30m程度滑落、そこらから自力で登山道を捜しましたが、道迷い
    今回はたまたま携帯電話が通じる場所であったため、早期に救出

    http://youtu.be/45LlaFIE4v4


    【神戸市航空機動隊】冬山での遭難

    http://youtu.be/puTv-Oagkj0


    【神戸市航空機動隊】クライミング中の滑落事故での救助活動 断崖絶壁

    http://youtu.be/FZ-xg-TfB_c


    【神戸市航空機動隊】レスキューストレッチャー取扱い説明
    http://www.youtube.com/watch?v=1t0TIKl116c


    【神戸市航空機動隊】レスキューストレッチャー

    http://youtu.be/Z7CndKE_cEg
    2015-03-12 : 遭難 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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    「ヤマメモ」試運転中

    20141201-8491.jpg


    このところ 私の 山行では 「ヤマメモ」を 積極的に 使っている。

    「ヤマメモ」はスマホを利用し 登山中のコースタイムなどの記録 写真 GPSデータなどを 登山メモとして残し ヤマレコと連動して ヤマレコへのアップが簡単になる「スマホアプリ」だ。

    登山メモを電子データで サーバ上にアップし 公開の場合は WEB上で一般公開。非公開の場合は 限定の人にメール通知され 少なくとも 登山口と 登山ルートの概略は想定できる。

    登山届の代用としてリアルタイムに現在地など 万が一の 行方不明の遭難対策に活用でき 遭難対策に有効なのだ。

    今秋 御嶽山の噴火の時 行方不明の 単独行のかた、複数人パーティーなど 山の行き先、行程がわからなかった ことで捜索活動に支障が出た。

    「どこの山域に行った」のかさえ わからない場合もあった。

    登山届が義務付けられていないときは、たとえ すべての 登山口に 届出の設備をしても届出されない場合も多い。

    こうした登山計画が出ていない場合、救助初動の 山岳遭難対策の一助となるかもしれないヤマメモ。

    今後の 遭難救助のうえで 行方不明の対策として ヤマレコのヤマメモをもっと活用できないだろうか?

     現在 さかんに「ヤマメモ」試運転中で 今後のヤマメモをもっと活用していきたい。





    三嶺(2014年11月15日)の登山でとったヤマメモを、下記のURLで確認できます。
    http://www.yamareco.com/modules/yamamemo/tripinfo.php?trip_id=1416001087&uid=42886






    shumiyama 登録済みの登山メモ
    http://www.yamareco.com/modules/yamamemo/userinfo.php?uid=42886





    ヤマメモ使い方


    ヤマメモ 公開されているもの



    2014-12-01 : 遭難 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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    美しい山容と裏腹に「いつ何が起こるか 本当に わからない」 という火山 本来の潜在的危険性と隣合わせ


    まったく 悪い タイミング。

    紅葉の時期。爽秋の好天、大勢の人々で賑わう 週末の ちょうど お昼時、登山者が一番 多く 山頂付近に集まり 滞留し まさに ちょうどの時間帯。

    この時間帯を 狙い撃ちするような 最悪のタイミングで 突然の火山爆発。

    最悪時間帯だけに おおくの人々をまきこんで 痛ましい限りの なんとも いいようのない大惨事となってしまった 御嶽山の噴火。

    もし 時間帯が季節はずれの 夜間とか 悪天で人出が少なかったりの場合 だったら こんなことには ならなかったのに。。。残念です。

    そもそも 活発に活動する火山性の山は 人々を惹きよせるものを持っています。
    長い間に浸食され 削られてきた 壮・老年期の山に比べ 火山の山は なんとも美しい山容を誇る 秀峰ばかりなのです。

    富士山も 地球史的な時間スケールでは つい このあいだまで 噴火していた山です。

    こうした 美しい山容に惹かれ 高まる著名山の人気。

    美しい山容と裏腹に 今回の御嶽のように
    「いつ何が起こるか 本当に わからない」
    という火山 本来の潜在的危険性と隣合わせなのでした。。。。

    それなのに いつもは 何事も無く
    「知らぬが仏」で ただ単に 「運よく」 登っていたのでしょう。

    そういう わたくしも 数多くの火山性の山に登らせていただいてきて、
     自分の「手持ちの運」など いままでの山行で もうすっかり すべて 使い果たしているのではと感じています。

    今後は 幸運だけでは切り抜けないような場面に直面するのでしょう。

    自然の脅威の前には なんとも しようがない、
    山の恐ろしさを 今回 あらためて再認識し 自省しています。

    御嶽山で 亡くなられた方々の ご冥福を 心より お祈りいたします。合掌。
    2014-10-02 : 遭難 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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    趣深山です(四国 高松)男性